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個人事業主といえど、立派な経営者です。技術的な専門書を読むことも大切なことですが、経営に関する本を読むこともまた必要なことです。今回は、これから個人事業主を目指す人にオススメする本を3冊ご紹介します。
まずオススメしたいのが、2002年に出版された「フリーエージェント社会の到来」という本です。
10年以上も前に出版された本ですが、今でも参考になることが書かれておりこれから個人事業主としてフリーで活躍しようとする人には鉄板ともいえる良書です。
http://books.rakuten.co.jp/rb/12858186/
個人事業主として独立し、会社に頼らない生き方を送るには勇気が必要です。この本の著者は、アメリカ人ですが、アメリカにはフリーランスがたくさんおり、個人事業主として生きていくことを決めた人を肯定する内容が多く書かれています。不安を勇気に変え、これからのフリーランスライフに役立つであろうアドバイスがちりばめられています。
2冊目は、「新クリエイティブ資本論 才能が経済と都市の主役となる」という本です。旧版の「クリエイティブ資本論」はアメリカでベストセラーとなり、15カ国以上で翻訳刊行されました。
政治的、経済的にも人間の創造性は発展の鍵とされており、その創造性を引き出すために具体的に何が必要なのかという問いに答えています。
https://books.rakuten.co.jp/rb/13017832/
経済的な内容が多いので興味のある人はぜひ読んでもらいたい1冊です。
この本の著者は、ジャーナリストで有名デザインコンサル会社IDEOのデザインリードを勤めたシモーヌ・ストルゾフ氏です。本書では、仕事に仕事以上の「意味」を求めすぎる考え方に強い警鐘を鳴らし、解決策を示しています。個人事業主としての生き方を選んだ人であれば、時間を自由に使いたいと考える人も少なくないことと思います。しかし個人事業主になったばかりで慣れない間は仕事に追われてしまい、あっという間に自分の時間がなくなってしまいがちです。「ほどよい」仕事量を見極め、時間管理、仕事術、マインドセットを整えることで、ゆとりある働き方を実現する具体的な方法を学ぶことができます。
ワークライフバランスを見直したいすべてのビジネスパーソンにとって参考になることが書かれています。
https://books.rakuten.co.jp/rb/17662236/
個人事業主としてアルバイトを雇うようになると、収入や利益もそれなりに大きくなっていくのが通常です。そうなると気をつけなければならないことと言えば、やはり税金関係のことです。稼げば稼ぐほど納付負担も増すのが個人事業主の所得税。アルバイトを雇うほど頑張って、せっかく利益が出ても多額な税金でほとんどなくなってしまって、資金が困窮するという最悪のパターンもありえます。個人事業主にとって節税対策は必須の知識です。
個人事業主として仕事をしていると、ひとりでこなせる仕事量には限界があり、かと言ってアルバイトを雇うと利益が減ってしまうという、悩ましいラインがあると思います。ここを打破するには、やはり売上と収入を安定させることが課題となります。収入が安定しないとアルバイトを雇っても人件費負担に耐えられなくなってしまうこともありえますので、収入を安定させることは重要です。個人事業主が収入を安定させるためのポイントとして、仕事の探し方を具体的に紹介します。
個人事業主として事業をおこし、軌道にのってくると人手が足りなくなってアルバイトを雇いたいと思うようになります。そういうときは、とにかく早く人がほしいとあわてて行動してしまいがちですが、一度立ち止まって慎重に検討する必要があります。アルバイトを雇うことによって発生するコスト=人件費は、アルバイトに支払うお給料だけではありません。雇用保険や労働保険、社会保険の加入、さらに源泉徴収事務など、あらゆることを検討した上で採用を判断しましょう。