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Tweets by tadashiiarubai個人事業主がいざアルバイトを雇うとなると、給料を支払う必要が出てきます。これまでは不要だった支出が増えるということは、当然ながら収入もそれなりに得られるようにしておかなければなりません。むしろ、収入を維持し増加させるところまで視野に入れて行動をおこした方が良いでしょう。では、個人事業主としてどのような点に注目し、収入の維持や増加を目指すと良いのでしょうか?
個人事業主が収入維持のために行うべきことは、自己管理の徹底です。というのも、自分自身をしっかりコントロールできないことには収入も安定しないからです。たとえば、個人事業主は企業勤めの人とは異なり、どうしても生活リズムが乱れてしまう傾向にあります。いつでもどこでも仕事ができる状況は、一言で言えば自由ですが、見方を変えれば自分の裁量次第でいくらでも仕事を詰め込めるということです。たしかに、アルバイトの給料を支払うためにはある程度の収入を確保しなければなりません。しかし、そのために無理して睡眠時間を削ったり休憩時間を惜しんで作業したりすると、体に負担がかかってしまいます。結果、体調不良で仕事を請け負えない状況に陥ってしまっては元も子もありません。個人事業主は体が資本です。まずは、作業時間や休憩時間を予め決めておき、規則正しい生活リズムを意識した体調管理を心がけましょう。そして、闇雲に仕事を詰め込んでは、生産性が下がってしまいます。適度の仕事量と作業時間を原則として仕事を確保し、請け負う仕事の納期が遅れないようにスケジュール管理も徹底して行うことが大切です。
個人事業主として収入を維持するだけでなく、さらに増加させるためには、自分自身の市場価値を高めるのが一番近道でしょう。業界には同業者が数多くおり、クライアントはより良いところへ仕事を依頼したいため実績やスキルなどを比較します。その際、少しでも有利となるスキルを保有していたり、他には負けない強みがあったりするとこの競争から抜け出せるでしょう。重要なのは、現状に満足せずに常に自己研磨することです。その方法として、まずは業界の動向を察知し、本当に必要とされているスキルを把握することからはじめるといいでしょう。そうして得た情報をもとに、新たにプラスアルファのスキルを習得し、業界が欲しがるくらいの強みとなるアピールポイントを持ちます。可能であれば、交流会や勉強会などに参加し、より現実味を持ってその場の雰囲気を感じつつスキルを得てもいいかもしれません。あるいは、コミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキルといったヒューマンスキルを高めるための講演会へ参加するのも良いでしょう。そうして市場価値を高めることで、個人事業主としての需要が増え、収入を増加させる手立てとなります。引いては、アルバイトを雇用したとしても、その支出を上回るほどの収入を得ることに繋がるのです。
個人事業主としてアルバイトを雇うようになると、収入や利益もそれなりに大きくなっていくのが通常です。そうなると気をつけなければならないことと言えば、やはり税金関係のことです。稼げば稼ぐほど納付負担も増すのが個人事業主の所得税。アルバイトを雇うほど頑張って、せっかく利益が出ても多額な税金でほとんどなくなってしまって、資金が困窮するという最悪のパターンもありえます。個人事業主にとって節税対策は必須の知識です。
個人事業主として仕事をしていると、ひとりでこなせる仕事量には限界があり、かと言ってアルバイトを雇うと利益が減ってしまうという、悩ましいラインがあると思います。ここを打破するには、やはり売上と収入を安定させることが課題となります。収入が安定しないとアルバイトを雇っても人件費負担に耐えられなくなってしまうこともありえますので、収入を安定させることは重要です。個人事業主が収入を安定させるためのポイントとして、仕事の探し方を具体的に紹介します。
個人事業主として事業をおこし、軌道にのってくると人手が足りなくなってアルバイトを雇いたいと思うようになります。そういうときは、とにかく早く人がほしいとあわてて行動してしまいがちですが、一度立ち止まって慎重に検討する必要があります。アルバイトを雇うことによって発生するコスト=人件費は、アルバイトに支払うお給料だけではありません。雇用保険や労働保険、社会保険の加入、さらに源泉徴収事務など、あらゆることを検討した上で採用を判断しましょう。